タモリ式入浴法で背中ニキビ、胸ニキビを改善

タモリ式入浴法と湯洗体

湯シャンや水洗顔同様に、体も石けんやボディソープを使わないで洗う方法があります。
巷ではタモリ式入浴法などと呼ばれています。
ネーミングはさておき、このタモリ式入浴法ではどんなメリットがあるでしょうか。


タモリ式入浴法のメリット

背中

1.石けんやボディソープによる肌へのダメージを回避できる。
2.肌の常在菌環境を乱さない。
3.皮脂分泌の正常化。
4.よって背中ニキビや胸ニキビの改善につながる。
5.湯シャン、水洗顔とセットで行うと加齢臭や体臭の改善。
6.頭皮を蒸らすことで湯シャンの汚れを落ちやすくする。
7.乾燥肌の予防と改善
8.10~15分間ゆっくり温まることにより、冷え、肩こり、腰痛の予防改善。リラックス効果。

水洗顔の項でも述べたとおり、体も皮脂の取り過ぎは、さらに皮脂の分泌を促します。
お湯だけでは、垢や皮脂は取れないのではと心配される方もいらっしゃいますが、湯だけで体を洗うことによって、適度に皮脂を取ってくれます。

垢が落ちにくい場合は、手ぬぐいでやさしく拭って落としましょう。
※右で紹介しているのはボディ用手ぬぐいです。
 洗顔用とはサイズが違います。

なお、筆者の体験談になるのですが、タモリ式入浴法を行うようになって、手足のカサつきが改善しました。冬場でもカサつきません。



タモリ式入浴法を気持ちよく実践する方法

1.湯船に浸かる前にザッと体をぬるま湯で流します。
2.自分が心地よいと思う温度の湯に10~15分くらい浸かります。

お風呂

注意点としては、湯船に浸かっている時に、ベタつきが気になるからといってガリガリ体を掻かないこと。
背中や胸、お腹などを掻けば、肌をいためてしまい、胸ニキビや背中ニキビの改善が遅れます。
というか、掻いている限り、背中ニキビとか改善しません(筆者体験)。
ガリガリ引っ掻くくらいなら手ぬぐいで拭ってあげましょう。

また、お湯の温度は、炎症を起こさなければ各人の快適と思う温度でよいのですが、
10分~15分浸かっていてものぼせないくらいの温度である必要があります。
※筆者は37~40℃くらいに浸かっています。
季節によって調整するとよいでしょう。



タモリ式入浴法の挫折を回避するには

米のとぎ汁

体のベタつきや垢が気になったら、手ぬぐいでやさしく体を拭って上げましょう。

多くの人は湯シャンや水洗顔に比べてすんなり入れるのですが、中にはすごい脂性で、補助なしでいきなり実践すると臭い等のトラブルに見舞われることがあります。

この場合は常在菌環境が乱れている状態なので、そのまま我慢して続けず、補助を使いましょう。

米のとぎ汁や米粉は細かい粒子が余分な皮脂や汚れを落としてくれるので、湯シャン同様、湯洗体の補助にも最適です。また、グルコシルセラミドが含まれており、肌の水分を逃がしにくくするので乾燥肌の保湿にも向いています。

また、米のとぎ汁や米粉は浴室の掃除にも便利です。
お風呂の洗剤も肌荒れの原因となりますので、肌荒れが気になる方は浴室用の洗剤を米粉や米のとぎ汁に替えるとよいでしょう。皮脂汚れをやさしく落とします。


湯シャンとタモリ式入浴法の連動

また、湯シャンでベタつきが気になる場合、湯シャンと湯シャンの間にタモリ式入浴法を挟むと、
汚れや皮脂が落ちやすくなり、ベタつき、臭い対策にもなります。

湯シャン→タモリ式入浴法→湯シャン

※ベタつきが気にならない場合は、湯シャンは1回でもOK。
しかし、湯シャンは丁寧に行うことが必要です。


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